53回目:Facebookが"株式公開?

Facebookが"IPO"?




















1月25日、フェイスブック社は、株の流通市場での取引を停止した。これは、フェイスブックが近々IPOを行い、株式を公開する兆候と見て取られる。
※不勉強な自分には、そもそも"IPO"とは何かさえ、知らなかった。

IPOとは、"Initial Public Offering"の略で、俗に言う「株式公開」であり、株式会社において、オーナーやその家族などの特定株主のみが株式を保有している自由に流通できない状態から、不特定多数の投資家が参加する市場での株式売買が行われるように、市場に新たに株式を供給すること。(参考:はてなキーワード「IPO」)



「オープンな会社にすること」だと、僕は捉えている。


数日前フェイスブックは株式公開を5月にすると報じられいたが、それが早まるかも知れないとのこと。

では、何故「未公開株」の取引を停止させたのか?
非公開会社の情報を提供するPrivCo社CEOであるサム・ハマデン氏によると「フェイスブックや、一般にIPOを行う企業は、一部の人達が他の人達よりも先に株を持ち、取引することが出来た事実に関連する訴えを起こされる状況を避けたいはずであり、自分の身を守るには、誰も取引することが出来ないようにするのが最適だ。」とコメントしている。


つまり、「株式取引の停止」が直接IPO(株式公開)を意味するわけではないが、間違いなく良い兆候と言えるのだ。


フェイスブック社が株式公開するメリット

ウォールストリート・ジャーナルによると「フェイスブック社の推定時価総額は750億ドル〜1,000億ドル(約5兆7000億〜7兆7000億円)程度であり、(当時)グーグル社上回る、IT業界では過去最高の規模になると予想されている。

米ファストフード大手のマクドナルドや日本最大級の通信会社であるNTTドコモにするという。


つまり、莫大な資金が調達できるワケだ。